31歳、タイ、就職活動…
この年齢であれば、今までの経験を活かして就職活動をするのが一般的だが、タイでの就職はIT業界に挑戦してみることにした。本記事では、その理由と背景について書いてきたいと思います。
なぜIT業界なのか
- 世界中でITの需要が圧倒的に高い
- 言語力を要求されない。
- 英語だけで十分、また高い英語レベルでなくてもよい。
これまで、日本、フィリピン、シンガポール、ドイツで就活、または仕事をしてきたが、どの職種よりもITの求人が圧倒的に多い。
また、IT界隈は現地語をあまり必要とせず、英語さえできればいいという風潮が強い。場合によっては、英語もそんなにできなくても構わないという求人さえあった。(オランダでの話です。)
あまりに人が見つからないので、中国人とベトナム人を会社が採用した。最所は英語もあまり上手くなくて苦労したけど、最近はよくなってきたよ。
オランダIT企業に務める友人
というわけで、今後も他の国で仕事を見つけるためにITキャリアに挑戦することにしました。
なぜタイなのか
- タイでの就職はそれほど難しくない(他の国と比較して)
- 日系企業が多く、求人も多い
- 日本にあるブラックIT企業が怖かった
タイで仕事を見つけるのはシンガポールやドイツと比較すると、それほど難しくありません。たくさんの日本人が住んでおり、日系企業があり、日系企業や日本人相手のビジネスもたくさんあるからです。
もちろん、日本で探すよりは難しくなるとは思います。日本でもIT業界の需要は増しており、未経験であっても、IT業界の仕事を見つけるのが不可能だとは思いません。
しかし、未経験であることから、企業を選り好みすることはできず、適当に日本のIT企業に就職するとブラック企業を引き当てそうで、日本でIT業界に転職するのは怖いと思っていました。
これは私の完全な偏見で、私と同年代の友人でIT企業に務めていると、大体が目を覆いたくなるような、ブラックな働き方をしていたからです。すでに日本を離れて6年がたっているので、今ではどうかわからないところですが…
どうやって仕事をみつけるのか
- 転職エージェント
- 4社登録
私は転職エージェントに頼りました。4社登録して、それぞれ案件を紹介してもらいました。大手なので、けっこう重複はありましたが。
これについては、今になって思えば、もっといろいろな方法があったと思います。当時の自分に教えてあげれれば、よりよい就職先が探せたのではないかと思いますので、また別の記事で紹介したいと思います。
どれくらいの期間がかかったのか
- 3ヶ月
- 7社面接→2社内定
- 14社以上は応募
- エージェント紹介の求人はたくさんあった
最所にエージェントにコンタクトをとってから、大体3ヶ月かかりました。7社面接に行き、結果2社から内定を頂きました。
面接に言ったのが7社であったので、応募した数はその2-3倍はあったと思います。こう考えると、求人数はかなり多いことがわかるかと思います。
結果…
内定は2社。1社は大手企業のIT営業、1社はベンチャー企業のプロジェクトマネージャー。給料や条件は悪かったのですが、仕事内容としておもしろそうだと思ったベンチャー企業に決め、働き始めました。
この選択がよかったかどうか…今でもわからないところですが、無事IT業界に転職することができました。
タイでは求人も多く、また要求するレベルもそれほど高いものではありません。私はIT業界未経験でしたが、就職できましたし。同様に友人も未経験で就職しています。
もし、この記事を読んで、タイでのITキャリアチェンジに興味があるのであれば、エージェント登録などからでも初めてみることをおすすめします。