社会人のフィリピン留学の効果、英語力ゼロから海外移住できるのか

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今回は私のフィリピン留学の効果について記事を書いていきたいと思います。

先に結果から書いてしまうと、4ヶ月間のフィリピン留学を行い、5ヶ月目に就職活動、シンガポールでの就職が決まりました。

英語での就活、シンガポールでの生活、英語での仕事をなんとかこなせる程度には英語も上達していました。(※余裕でこなしたわけではなく、なんとかできるレベルではありましたが…)

この時期の自分を振り返ると、人生でもこんなに勉強したことあったかと思うほど勉強したとも思えば、人生でこれほど遊んだことがあったかとも思うほど遊んでもいたと思います。それでは、順を追って話をしていきたいと思います。

フィリピン留学前の英語レベル

  • 留学前の英語は中学生レベル…
  • 留学経験なし
  • 仕事での英語使用なし
  • 1年ほど独学で英語学習してたが、効果はなく…

私は28歳の時にフィリピン留学をしています。社会人経験8年、電子回路エンジニアとして日本では働いていました。

一度だけ出張でアメリカ/メキシコに行く機会はありましたが、仕事では全く英語を使う機会はないですし、学生時代の留学経験もありません。大学受験もしていないので(高専に通っていました。)、高校生の時に英語を何を勉強したかいまだに思い出すことができないほどです。授業はあったはずなのですが…

社会人になってからも英語を使用することもなく、確か英語資料が必要と言われた際も、作った資料をすべてエキサイト翻訳で訳して提出してしまうほどでした。

そんな自分でしたが、先述したアメリカ/メキシコ出張を機に海外に興味を持ち出し、その後退職しフィリピン留学することにしました。この間、仕事をしながら英語に触れようとしていた期間が1年、今思えばほとんど効果はありませんでした。この期間のことは別記事にでもしたいと思います。一部その後に役立つこともありましたので。

つまり、中学生3年間の英語知識だけを持ち、フィリピン留学に行くことになりました。これがフィリピン留学前に英語レベルです。

フィリピン留学中のコース

1-2ヶ月目と3-4ヶ月目で授業時間を変えています。3ヶ月目から就職活動を始めたためです。

1-2ヶ月目のコース

  • 1日6時間のマンツーマンレッスン
  • 平日5日間レッスン、土日休み
  • 授業後に自習4-6時間程度
  • 土日も自習4-6時間程度

3-4ヶ月目のコース

  • 1日4時間のマンツーマンレッスン
  • 就職活動を始める
  • 自習時間は概ね同じくらい

これを見ると勉強しかしていないくらいに見えますが、そんなこともなく飲みにでかけたりもよくしていたし、週末に旅行に行くこともありました。週末旅行は3回行きましたし。

フィリピン留学の効果

フィリピン留学1週間経過

  • 英語上達皆無
  • 生活や授業に慣れたくらい

とにかく生活や授業に慣れることにいっぱいいっぱい。何ヶ月もダラダラと留学したくないと思っていたのでモチベーションも高い。授業に集中、自習もかなり真面目にしていた。

が、1週間では英語力は何も変わらず、学校のスタッフとコミュニケーションをとることも難しい。

フィリピン留学1ヶ月経過

  • 英語を外でも口に出せるようになる
  • 意思疎通くらいはできる
  • まだまだうまく説明できないことばかりではある
  • 学校外に出歩き始める

生活や授業には慣れる。先生主催の週末旅行に参加したり、飲みに行ったり、ショッピング等に学校外にでかけたりもする。但し、まだ一人で外出は怖かった…

英語力的には、英語で話すことの抵抗感がかなりなくなっていたと思う。外で会うフィリピン人(店員とか)とも、なんとか会話を成立させることができる。

勉強モチベーションはまだ高いし、自習時間も長かった。

フィリピン留学2ヶ月経過

  • 英語で会話が成立させられる
  • 言ってることがわからなければ、聞き返せる
  • シンプルな英語で言いたいことを話せる
  • 夜のお店に行き始める

この頃から、夜のお店にも行ったりする。女の子と英語だけで会話が成立させられることに感動する。正直、これが最も英語の上達を感じる出来事だったりする。

相手が何を言っているのかわからなければ聞き返せるとができるようになった、また言いたいことをシンプルな英語を選んで言えるようになったことが会話を成立させることができるようになった上達ポイントだったと思う。

まだモチベーションは高く、遊びに行くのも週に2回までとか制限していた。

フィリピン留学3ヶ月経過

  • 会話はできると自信がつく
  • 逆に、ここからどう伸ばせばいいかわからなくなる
  • 出かけるのが楽しくなる

就職活動を始めるため、授業時間を減らす。履歴書の作成、面接対策、履歴書に書くためのTOEIC対策などを先生にお願いし、授業と併行し行っていく。

英語自体へのモチベーションは低下していたので、就活対策にもなると思いTOEICの勉強をし始める。 英語で会話できるようになってきているので、出かけるのが楽しくなる。

先生ともプライベートな話をするし、クラブでナンパしたりもしてるので、会話はなんとかなるんじゃないかと思い始める。

フィリピン留学4ヶ月経過

  • 日常会話はできる
  • 英語面接も難しいけど、なんとかなる
  • 3ヶ月経過から上達を感じれない

TOEICの模擬テストではそこそこ高得点をとれるようになる。(たしか800点くらい)しかし、英語力向上を自分ではほとんど感じることはできなかった。

日常会話ではそれほど困ってなかったが、フィリピン国内で練習がてら行った企業面接は難しく、なんとかコミュニケーションが取れる程度だった。

フィリピン留学後 ~海外就職活動

英語上達は全然感じないので、就職活動に重点を置いて行動しだす。結果的にシンガポールで面接がとれたので、学校を5ヶ月目途中で切り上げ、シンガポールに行く。

まとめ

以上が私のフィリピン留学4ヶ月間で体感した内容になります。

  • 留学前: 中学生英語レベル
  • 1ヶ月経過: 英語でしゃべることに抵抗がなくなる
  • 2ヶ月経過: 英語で会話を成立させることできる
  • 3ヶ月経過: 英語で日常会話はできる
  • 4ヶ月経過: 3ヶ月経過から上達が実感できない
  • シンガポール就職成功

1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月とそれぞれ効果を実感していくのですが、4ヶ月目からは上達の成果を感じることができなくなっていました。この時、同じ学校に長くいた人も同様に、3ヶ月以降は上達が難しいと言っていました。今になるとわかるのですが、これは3ヶ月間でフィリピン留学の学校生活(外にでかけたりも含む)で使う英語パターンをほぼ網羅したためだと思います。3ヶ月目以降は新しい会話パターンが生活で出てこないため、なかなか新しいことを学ぶことができずにいたのだと思います。

実際に、この後シンガポールで就職が決まり働き始めるのですが、仕事で使う英語はまた違ったパターンのため、苦労することになります。それでは、違う記事にてフィリピン留学の成果「就職活動編」も書いていきたいと思います。

また、私のフィリピン留学については以下の記事でまとめていますので、フィリピンでの英語学習に興味があれば、読んでみてください。

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