
ナチュラルウェーブな髪の女性多いよなーヨーロッパ。
彼女もそうで、さらに髪を赤く染めていた。
このレッドヘアーは彼女のトレードマークっぽい。
服とかの感じからしてもパンクロッカー!
大きく特徴を挙げると
- 赤い髪
- 歴史オタク
- 日本アニメ・漫画好き
- アニメーション製作会社で働いている。
歴史は大学での専門だったようで、今でも大好き。
博物館に行くときは、付き合ってくれて詳しく教えてくれた。
日本アニメ・漫画好きだけど、日本の歴史も結構知っていて。
江戸時代とか普通に会話に出てきて驚いた。
アニメも日本語で見るのが好きと言っていた。
ワンピースのゾロが「マリモ」って言われるのは日本語だけで、
マリモがなんなのか調べたら爆笑したらしい。
確かに、マリモは日本人では共通認識だけど、他国では違うよな。
そういった日本好きなおかげで、かなり会話を楽しめた。
彼女のおかげで、サラエボが大好きになったといっても過言ではない。
そんな彼女もボスニア紛争を経験している。
その時のこと、聞いてもいい?と聞いたら快く話してくれた。
突然、戦争が始まり(子供達にとっては)家から出られなくなったこと。
彼女は、この戦争の間もずっとサラエボに住み続けていた。
中には、別の地域や国に移動する人達もいたらしい。
学校に行けなくなったけど、戦争中も近所の人達が個人の部屋を
使って授業をしてくれたらしい。
外にはでれないけど、学校はあるから嫌だったと、当時は思ったらしい。
毎日、銃声や爆発音が聞こえたこと。
食事は配給制で、お腹いっぱいは食べれなかったこと。
多少軽く話してくれたのだと思う。
史料によるサラエボの状態はもっと酷かったとはずだし。
戦争後は、高校生だったけどいろいろと物がなかったと言っていた。
パンクファッションが好きだったので、自分でTシャツをカスタマイズしたり
して、オシャレしていたと。
全然気にしてない風ではあったけど、博物館で戦争関連の場所では
ちょっと嫌な顔をしてたと思う。
優しくて気が利く、オタクなとこがあるけど、そこがまたいい。
そんな魅力的な女性とサラエボで出会えました。