旧市街の写真を撮ってなかった…
アレクサンダー大王像から川を挟んで、北側が旧市街になる。
こちらの博物館の左側になる。
このエリアにはアルバニア人が多いらしい。
建物や路地は古い町並みを残しているが、確かにムスクがあったり、
ムスリムの礼拝を知らせる歌だっけな…自信ないけどアラビア語っぽい
歌も聞こえてくる。
シンガポールでもよく聞いたものだ。
私をアテンドしてくれた彼女は、なんで外でまでこんなん流すんだと、
苦言を呈していた。
彼女は旧市街を歩きながら、この街についていくつか教えてくれた。
旧市街はオスマン帝国時代の影響を受けた街並みになっている。
10年くらい前にアルバニア人との関係が悪化した時には、治安が悪くなって
夜は出歩くことができなかったらしい。
このあたりの話を聞いて、外国人としてはなかなか理解できない。
- なんでアルバニア人がマケドニアに住んでるの?
- アルバニア人は同化していないの?
- マケドニア人とアルバニア人は仲悪いの?
こちら、アルバニア人の分布。
アルバニアだけでなく、マケドニア、ギリシャ、モンテネグロ、セルビアに
至っている。コソヴォは全域。
これだけじゃなくて、各国の首都には結構の数のアルバニア人が住んでいるだろう。
歴史的背景としては、オスマン帝国時代にムスリムに回収したアルバニア人は
優遇され、他のエリアに領土を与えられたことが始まりらしい。
さて、マケドニアでのアルバニア人だが、25%くらいの人口比率を占め、
民族として、かなり自立を許容されているらしい。
アルバニア語での教育、アルバニア人の政党もある。
アルバニア語だが、南スラブ言語として共通点が多いバルカン半島諸国の中で、
全然違うらしい。※ギリシャも違うらしいけど。
これは逆に言うと、同化はほとんどしていないように感じた。
マケドニアでは幸いにもパーティーに参加する機会があったりもしたけど、
アルバニア人が混じっているという感じは全くなかった。
決して中が悪いというわけではないんだろうけど、同じとは考えていない。
つもり差別ではないけど、区別しているんだろうと感じた。